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6月, 2019の投稿を表示しています

美女と野獣(2017・アメリカ)/ペイチェック 消された記憶(2003・アメリカ)

あまり長い文章にならなかったので二作品まとめて 『美女と野獣』 超有名な名作の感想って、あんまり面白いことが思いつかないですね(笑) 何というか、「私の映画」って感じに思えないからかなあ、みんなのもの~みたいな・・・違うかなあ(笑) まあでもディズニーはとにかくハズレは無いですね。(笑)何らかの新規な体験が必ずあるので、好き嫌いとは別に、観て損は無いというか。 多人種、LGBTへの目配せみたいなのは、現代性を出すためかなあ。ディズニーはそういうのも必ず盛り込んでくる。 『ペイチェック 消された記憶』 なんだかんだで観てなかったのでは?と思っていたのですが、最初の20分くらいの記憶はばっちりありました(笑) でもそのあとは全く記憶になかったので、多分そこで何らかの理由で、観るのを止めたんでしょうね(^-^;多分寝落ちかなんかしたんでしょう、、、その後見直す機会もなく今。ということでした(笑) ジョン・ウーがハリウッドに行かなかったら映画界はどうなっていたのかなあ、しかしやはりこういう作品は、香港映画では作れない。 何だろう、風土が違うというか・・・大企業や国家の陰謀が絡んだSFサスペンス、みたいなのは、どうしてもハリウッドでしか作れないんでしょうかね(笑) 香港映画だと、どうしてもSF部分が弱くなりますね・・・まあそれは日本でもほかの国でも同様なのですが。 今回記事を書くために調べてアレ?と思ったのが、『美女と野獣』のアニメ版公開が1991年で、『ペイチェック』の公開が2003年って、どちらも何だか違和感が。 『美女と野獣』アニメ版はもっと昔の、「往年の名作」的な作品だと思っていたし、『ペイチェック』のほうも90年代後半だと思っていたので、あれ?2000年代?と・・・ なんかそういう記憶違いばっかりですけど(笑)

プリデスティネーション(2014・オーストラリア)

多分一年半くらい前に一度観たんですが、最近また放送されていたのでまた観ました(笑) あまりそういう映画ってないんですけどね、二回以上観たいと思う作品って・・・ まあ考察とかは自分の役目じゃないので止めといて(笑)、荒っぽい感想だけですが。 過去や未来の自分と出会い、関わり、影響を与え合うという現象が、この作品では一人の人間がタイムスリップし続けるという形で実現されていますが、これは輪廻転生の比喩というか縮図というか、極端な形で表現したらこうなるということでしょう。 潜在意識とかでいう「相手も自分」って、前世の自分と同じ時代に転生することが可能であるとしたら、きれいに説明できるんですね・・・多分違うけど(笑) 誰も彼も、愛した人も憎んだ人も、傷つけた人も傷つけられた人も、もしかしたら前世か来世の自分かもしれない、ということです・・・ たとえ話として、もしかしたら目の前の愛するペットの犬は、三日前に自分の元を去った恋愛相手の生まれ変わりかもしれない。さらに自分のいつかの時点での前世は、もしかしたらこのペットの犬だったのかもしれない。ということは、自分の元を去った相手も、いつかの時点での「自分」だったという可能性がある・・・ 時間軸に沿って転生する必要はないわけで、来世は1000年前の過去に生まれ変わるとかも可能で、また、自分が死なないと来世の自分を体験できないわけではなくて、同じ時代に来世の自分が生きていて、出会って友人になるかもしれない。 そういうことを考えると、皆が自分の生まれ変わりである可能性があるわけで、さらに言うと、全ての存在というのは、原初の存在が様々な座標(時代・性別等々の条件)で転生し続けて、世界を別々の視点から体験し続けている・・・そして自分も、ある時点で原初の存在が体験している「誰か」である、ということで、それが”we are all one”なのかなと・・・何を言ってるか分からないですかね(^-^;敢えて思いつくまま書いてみました(笑) バーテンダー=ジョンに撃ち殺される前に、爆弾魔=ジョンが「俺を愛せ」と言いましたが、そういうことでしょうね。バーテンダー=ジョンが爆弾魔=ジョンを理解して存在を許さない限り、1975年3月の爆破事件は阻止できないわけです・・・1975年1月の時点で、二か月後に爆破事件を起こ

アメージング・ハイウェイ60(2001アメリカ・カナダ)

久々に、純粋に、めっちゃくちゃ面白かった!と思えた作品です(笑) 好きな俳優が出てるとか、好きな監督の作品だとか、そういうのでは全くなかっただけに余計に楽しい体験でした。 今また流しながらこれを書いてますが、あちこち小ネタも効いていて言うことなしです(笑) カメオ出演的に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』コンビ(マイケル・J・フォックスとクリストファー・ロイド)が出てますが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の脚本家が監督だったんですね、納得(笑) 日本では公開されずDVD発売のみだったらしく・・・だから2001年の作品なのに知らなかったんだなあ。 主演のザ・アメリカンなイケメン(笑)、ジェームズ・マースデンって他に何か出てるのかな?と調べたら、『アリー・マイ・ラブ』とか、けっこう有名な人だったんですね(笑)『X-MEN』のサイクロップスも彼だったのか!全然分からなかった!でもそういえばそうだね!(^-^;あとディズニーチャンネルのアニメ『なんだかんだワンダー』の、声優もしてたらしいです。いろんなところで実は既に出会っていたんですね(笑) 主人公ニールの誕生日が9/18という設定ですが、ジェームズ・マースデンの実際の誕生日も9/18なんですね(笑) 誕生日と言えば、全然どうでもいい話ですけど、ニールが目的地に小包を届ける日時として指定された10/2って、私の誕生日なんですよね(笑)そういう奇妙なシンクロニシティも相俟って、お気に入りの作品になりました。(笑)

怪物はささやく(2016アメリカ・スペイン)

以前の、映画感想専用のブログ(だったがその後グダグダに笑)を止めた途端、何故か映画が見られる環境になってきたのは、何の皮肉なんでしょうか(笑) まあ「映画を観ること」に対する、過剰ポテンシャル状態が消えたのかもしれませんね・・・全然見られない数年間を経て、純粋に気楽に、再び映画を楽しめるようになったのかもしれません。 昨日は二本観て、そのうちの一本がこちら。 『パンズ・ラビリンス』のスタッフが作っているそうですが・・・『パンズ・ラビリンス』は好きだったんですが、これはまあ普通、かな(^-^; 墓地にケルト十字があったので、舞台は多分アイルランド?なんでしょうが、映画鑑賞後にPCを開いたら、たまたまイギリスの修道院の画像が目に留まりそのままクリックしました。 そのまま次々表示されるリンク先に飛んでいくと、衝撃の事実が・・・「島のケルト」って実は存在しなかった?特にアイルランド人は、所謂ケルト人とは無関係?っていう説が、遺伝子調査とかで明らかになってきてたんですね、10年以上前に(笑) ケルト文化には人並みに興味がないわけじゃないですが、商業的な「ケルト的なもの」には何故か違和感が、、、というのは、このへんが理由だったのかもしれません(^-^;そもそもが捏造だった可能性があるわけです、、、 こういう鑑賞後の妙なシンクロニシティを含めたら、まあまあ面白い映画体験だったと言えるかもしれません。(笑)